15−16NBA MIPはブレイザーズのCJ・マッカラムが選出 14得点→20得点へ大躍進!
先ほど、NBAから公式の発表があり、MIPが発表されました。
2015−16シーズンのNBA、MIPはポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラムが選出されました。
昨シーズンの平均14得点から、平均20.8得点に6.8得点のジャンプアップとなりました。
マッカラムは2013年、全体10位指名でNBA入りし、今回のMIPの投票では559点を獲得しています。次点はホーネッツのケンバ・ウォーカーで、166点、3位はバックスのヤニス・アンテトクンポで99点でした。
ちなみに4位はステファン・カリー・・・どうしましょう・・・
マッカラムは平均FG44.8%、3pt41.7%、4.3アシスト、3,2リバウンドを記録。いずれもキャリアハイという最高の状態での受賞でした。
しかし、実はMIPを受賞した選手でもその後伸び悩み、ぱっとしない選手になることもあるのが事実。最近ではアーロン・ブルックスあたりは今でも微妙な立ち位置に甘んじていますし、ダニー・グレンジャーはいつの間にかNBAを去ってしまいました。
どちらもMIPを受賞した選手ですが、将来が保証されたわけではないことを証明していると言っても過言では無いでしょう。
しかし、優れた選手になってきている証拠でもあるMIPを、今回受賞したマッカラムの将来を楽しみに見ていきましょう!
【NBAプレイオフプレビュー&勝敗予想】 ファーストラウンド クリッパーズvsトレイルブレイザーズ
シーズン最終順位はこちら↓
クリッパーズ(4) vs トレイルブレイザーズ(5)
プレイオフ対戦スケジュール
GAME1 トレイルブレイザーズ 95 @ クリッパーズ 115
GAME2 トレイルブレイザーズ 81 @ クリッパーズ 102
GAME3 @トレイルブレイザーズ vs クリッパーズ 日本時間4月24日 午前11時30分
GAME4 @トレイルブレイザーズ vs クリッパーズ 日本時間4月26日 午前11時30分
以降未定
レギュラーシーズン成績
クリッパーズ 53勝29敗
トレイルブレイザーズ 44勝38敗
対戦成績
11月20日 @トレイルブレイザーズ 102 vs クリッパーズ 91
11月30日 トレイルブレイザーズ 87 @ クリッパーズ 102
1月6日 @ トレイルブレイザーズ 98 vs クリッパーズ 109
3月24日 トレイルブレイザーズ 94 @ クリッパーズ 96
シーズン最終結果 クリッパーズ 3−1 トレイルブレイザーズ
勝利への鍵
GAME1、2とクリッパーズがすでに勝利を納めています。その2戦はどちらもトレイルブレイザーズの若さが悪い方向に働いてしまい、確実な勝利をクリッパーズに献上してしまいました。
ブレイザーズはリラードの活躍が不可欠なものの、彼は3ポイントを多投するタイプのため落ちるとどうしようもなくなってしまいます。リラードにはインサイドへのドライブ、更にキックアウトやその後のボールムーブメントが必要でしょう。
クリッパーズはブレイク・グリフィンが復帰し、やっと選手が出揃いました。今までポール・ピアースをストレッチ4のように使ってきており、グリフィンとは全く違うタイプの選手です。このラインナップ時代に培ってきた接戦を争う能力がグリフィンが戻ってもしっかり機能するかは彼ら次第でしょう。
4位・5位という順位の近い争いなものの、クリッパーズメンバーは非常にプレイオフ経験が豊富。トレイルブレイザーズの選手たちも豊富といえば豊富かも知れませんが、第一線で活躍してきた選手はリラード以外に皆無。
4−0でクリッパーズと予想します。
【NBAプレイオフプレビュー&勝敗予想】 ファーストラウンド ホークスvsセルティックス
レギュラーシーズン順位はこちら↓
ホークス(4) vs セルティックス(5)
プレイオフ対戦スケジュール
GAME1 セルティックス101 @ ホークス102
GAME2 セルティックス 72 @ ホークス 89
GAME3 @セルティックス vs ホークス 日本時間4月22日 午前9時
GAME4 @セルティックス vs ホークス 日本時間4月25日 午前7時
以降未定
GAME5 セルティックス @ ホークス
GAME6 @セルティックス vs ホークス
GAME7 セルティックス @ ホークス
レギュラーシーズン成績
アトランタ・ホークス(4) 48勝34敗
ボストン・セルティックス(5) 48勝34敗
対戦成績
11月13日 ホークス 93 @ セルティックス 106
11月24日 @ホークス 121 vs セルティックス 97
12月18日 ホークス 109 @ セルティックス 101
4月9日 @ホークス 118 vs セルティックス 107
シーズン最終結果 ホークス 3−1 セルティックス
ホークスが2試合分リードしての結果となりました。若干セルティックスはホークスに対して苦手意識があると思われますが、ホームコートでの勝利は両チーム必須となります。
勝利への鍵
昨シーズン、ホークスは1位でレギュラーシーズンを終えたものの、キャブスに対して一瞬で吹き飛ばされてしまいました。
今シーズンは昨シーズンの「イースト版スパーズ」と呼ばれた好調さはないものの、昨シーズン同様、安定感のあるプレイを続けています。
カイル・コーバーのスリーポイントが当たっていないのが不安点ということもあり、勝利への鍵はコーバーのスリーポイントの安定。さらに、バランスの良い得点でしょうか。
対して、セルティックスはすでに2戦を取られてしまっています。
次はホームコートでの決戦というところでケリー・オリニクの怪我が発生し、今後が危ぶまれています。さらにエイブリー・ブラッドリーの復帰の見込みもないということで、メンバー的には非常にピンチといえるかもしれません。
しかし、ここから4連勝するポテンシャルすら持ち合わせているのがセルティックス。アイザイア・トーマスが孤軍奮闘中ですが、サリンジャー、ターナーの2人、さらにその他選手のバックアップが必要でしょう。
4−1でホークスと予想します。
2015−16シックスマンオブザイヤー ジャマール・クロフォードに決定!
シックスマン→シックススマンだよと英語圏出身の友達に言われました。
そんなことはさておき、本日、NBAより、シックスマンオブザイヤーについての発表があり、ジャマール・クロフォードに決定しました。
今回の受賞でクロフォードは3度目の同賞受賞ということになりました。
もちろん、3度めの受賞は史上初となります。
2010年、2014年の受賞をしている彼ですが、NBAでのシックスマンの地位を確立しつつありますね。
ちなみに、今季のスタッツは、平均14.2得点、2.3アシスト、1.8リバウンド、FG40.4%、3pt34.0%となっています。
僕個人的には、正直受賞に値する成績ではないのかなと思ってしまいます。
2010年受賞時のスタッツは平均18.0得点、3.0アシスト、2.5リバウンド、FG44.9%、3pt38.2%。
2014年受賞時は平均18.6得点、3.2アシスト、2.3リバウンド、FG41.6%、3pt36.1%と、今季よりも良いスコアでした。
実際、今季のNBAには、昨シーズンのルー・ウィリアムスのような爆発的かつ安定的なベンチプレイヤーが非常に少なく、選出には非常に迷ったものと思われます。
僕としては挑戦的に、例えばショーン・リビングストンとか、トリスタン・トンプソンとか、ボリス・ディアウとか、アリなメンバーはいくらかはいたのではないのかなぁといった感じです。
2015−16ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー カワイ・レナードに決定 ホワイトサイドは獲得を逃す
本日、NBAより、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(DPOY)の選出選手が発表されました。
今回は昨シーズン同様、カワイ・レナードに決定しました。
130の投票権(放送関係者やスポーツライターなど)のうち、80がレナードに入れられており、今回も満を持しての受賞と言えるでしょう。今シーズンは、1試合あたり1.8スティール、1.0ブロックを記録しました。
ちなみに、2位はウォリアーズのドレイモンド・グリーン、3位はマイアミ・ヒートのハッサン・ホワイトサイドでした。
ペリメータープレイヤーの中での2連続受賞は、82−83シーズン・83−84シーズンのシドニー・モンクリフを数えて2人目の選手で、ビッグマンと言えない選手の中では2003−04シーズンのロン・アーテスト(現メッタ・ワールドピース)以来の選出となります。
昨シーズンもDPOYを獲得していたレナードですが、今シーズンはさらにオフェンスに磨きをかけてきており、3ポイントシュートの成功率は非常に高い状態を続けています。レナードの更なる進化が期待できそうで、来シーズンも楽しみです。
・・・でも、3年連続は流石に嫌だから、コルドウェルポープとか、ウィンズロウとか、コーリースタインとか・・・若手の奮起に期待しようかな!