ピストンズ アンドレ・ドラモンドが延長契約を躊躇する理由
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デトロイト・ピストンズのアンドレ・ドラモンドはこのオフに延長契約を結ぶことができる。
しかし、ドラモンドはその契約をせず、チームの補強のために来シーズン終了後にマックス契約を結びたい考えのようだ。
もし、今オフにすぐにドラモンドと延長契約を5年、1億2000万ドルで結んだ場合、FA選手との途中契約は難しくなるが、それを行わず、次のオフに延期した場合、1億3000万ドルのキャップスペースが空くため、他の選手との途中契約が可能だ。
しかし、ピストンズ側としては次のオフにドラモンドを失ってしまう危険性も残ってしまうため、今オフに契約してしまいたいところだが、本人の意志には変えることができない。
グレッグ・モンローを失ったピストンズに追い撃ちをかけるようにドラモンドまで失ってしまっては、チーム再建の希望が薄れてしまう。
先日のペイサーズ戦で、ポール・ジョージと楽しそうに会話をする姿が見られたドラモンド。ヒバートを失ったペイサーズとしてはマヒンミをバックアップにして、ドラモンドをスモールラインナップのインサイドの大黒柱として起用したいという考えもありそうだが、このような展開も、本人とピストンズの今後のありかたに関係してくるだろう。
NBA3年目のドラモンドは昨季シーズン全82試合すべてにスタートで出場、平均16.3得点、15.9リバウンド、1.9ブロックを記録。成長の過程を見せてきた。