ウォリアーズ スティーブ・カーHC 開幕戦復帰できず
ウォリアーズのGMのボブ・メイヤーズが腰の手術でリハビリ中のウォリアーズのスティーブ・カーHCの復帰が開幕戦以降にずれ込むことを発表した。
カーHCの代役としてルーク・ウォルトンが継続して暫定HCを務めることも決定されている。
カーHCは土曜日のチーム練習には参加できており、オーナーやプレイヤー達とも会話をしており、復帰にはそれほど時間がかからないことが予想されるが、リハビリの状態にもよるため、確定するわけにはいかないのだろう。
しかし、カーHCは開幕戦のリングセレモニーには出場するつもりのようで、コーチングはできないが、観戦、セレモニー参加はできる状態であることが伺える。
また、セレモニーに参加できる状態でも無理をせずにルーク・ウォルトンにHCを任せていることから、ウォールトンHCのカーHC、選手からの信頼度が高いことも伺うことができ、カーHC復帰後のアシスタントコーチとしての手腕も楽しみになってくる。
ルーク・ウォルトン暫定HCは現役時代、スモール・フォワードのポジションでプレイし、キャリアのほとんどをレイカーズで過ごした。
彼はシュートやドリブル、ディフェンスなどどれも平均的なプレイだったが、特筆すべきは彼のバスケットボールIQだった。このことから選手としての評価はとても高く、人気もあった。
そのため、現役時代から彼のコーチ職にも大変期待されていたが、ここ数年の名プレイヤーからヘッドコーチに電撃就任という流れ(バックスのジェイソン・キッドHCやニックスのデレック・フィッシャーHCなど)に乗らず、ウォルトンはアシスタントコーチからの短期間のHCという道を築き上げてきた。
今後のウォリアーズの状況に注目していきたい。