レイカーズ コービー・ブライアント1球団で20年連続出場記録達成
ロサンゼルス・レイカーズのコービーブライアントがNBA史上初の1チームでの出場20シーズンの記録を今日行われた開幕戦対ウルブスで樹立した。
コービーが塗り替える以前はユタ・ジャズでプレイしていたジョン・ストックトンが持っていた19シーズンという記録だった。
現在37歳のブライアントはフランチャイズプレイヤーの代表格とも言える。高卒の17歳でNBAドラフトにアーリーエントリーし、シャーロット・ホーネッツに1巡目13位で指名、しかし、レイカーズ入りかデューク大学入りのどちらかしか受け付けないという本人の希望と、レイカーズのシャック獲得のためのサラリーキャップ削減のためコービーはレイカーズ入りを果たした。(レイカーズの持っていた24位指名はデレック・フィッシャーに使用。)
5回のNBAチャンピオン、2回のファイナルMVP、1度のシーズンMVP、4回の得点王など数々の結果を残してきたコービー・ブライアントだが、今回の記録樹立によって引退という文字がよりはっきりと見えてきた。
ジョン・ストックトンが引退したのは40歳の時。
ポイントガードの彼としては限界の年齢だったのだろう。
シューティング・ガードのコービーは現在37歳であるが、プレイの衰えは顕著で、ストックトンのように40歳までプレイするにはレイ・アレンのようにプレイスタイルの変更が必要になるだろう。
この変更をしないとすれば限界はすぐそこだ。
開幕戦、コービーは24得点をあげ、ここ数シーズンのケガの影響を見せない彼らしいプレイを見せたものの、故フリップ・ソンダースHCの追悼試合となったウルブスが112対111で勝利している。