ペリカンズ ケンドリック・パーキンスが右胸を負傷
またもやペリカンズに怪我人が出てしまった。
ウォリアーズとの試合でフェスタス・エジーリと接触していたパーキンスが、右胸の負傷で無期限の離脱を余儀なくされることがわかった。
昨シーズンにサンダーからキャブスに移籍していたものの、その両チームでも活躍できず、ベンチウォーマーに徹していたパーキンス。今シーズンはペリカンズに移籍し、順調に出場時間ももらうことができ、彼らしからぬ得点力も見せていたが、このケガにより、引退という文字が見え隠れしてきている。
ペリカンズは控えポイントガードのノリス・コール、タイリーク・エバンス、クインシー・ポンデクスター、更にはスタートのポイントガードのジュルー・ホリデーまでもがケガに悩まされ、期待されていた勝ち星を重ねることができておらず、残念なシーズンを送っている。
エリック・ゴードン、アンソニー・デイビス、ライアン・アンダーソンが何とかつないでいるような状態であり、先が見えない状況だ。
ケンドリック・パーキンスといえばセルティックスで長年プレイしてきた優勝リングも持つディフェンスが専門のセンター。フックショット、ミドルレンジジャンパー、フリースローのどれにも長けたものはない代わりに、強靭な肉体を活かしたねちっこいディフェンスとリバウンドで、強豪チームの縁の下の力持ちとして活躍してきた。
そんな彼もサンダーではスティーブン・アダムスという似たタイプの若手センターにポジションを奪われ、キャブスではティモフェイ・モズコフという長身かつシュート力、得点力、リバウンドに長けた選手とかぶり、プレイオフでも出場時間はもらえなかった。