【NBAコラム】 今季不調のスリーポイントシューターたち
前回はウォリアーズ、その他チームの連勝について書きましたが、今回からはシューターたちの話題について書いてみようと思います。
NBAのスリーポイントシューター
カイル・コーバー、ダニー・グリーン、JJ・レディック、JR・スミス、マット・ボナー、ジェームズ・ジョーンズ、マイク・ミラー、ライアン・アンダーソン、ミルサ・テレトビッチ、チャニング・フライ、ジェラルド・グリーン・・・マニアックすぎ!(笑)
今思い浮かぶだけでも数えたらきりがありません。
まず、どこからどこまでがスリーポイントシューターと言っていいかわかりません。「スリーポイントを打てるNBA選手」としてしまうと、現在のNBAでは7割をゆうに超えてしまう選手が当てはまりますよ(笑)
というわけで判断は私の頭ということで許してください(笑)
今季不調の代名詞! ダニー・グリーン
ここ数シーズンのNBAファイナルの中で一番「この選手大当たりだった!」と言える3ptシューターは彼でしょう。
優れたスリーポイントシューターの称号とも言える、成功率40%の壁を毎年毎年超えてくる完全なるピュアシューターです。
09-10シーズン・10-11シーズンのほとんど試合に出てこなかったグリーンでしたが、翌年から覚醒。4シーズン連続で成功率40%超えをはたしています。
そんなグリーンも、今季はびっくりするぐらい不調。
昨シーズンの41.8%から、今シーズンは29.5%・・・見間違えか? と思うほど低い成功率です。
もちろん、彼はディフェンスも素晴らしく、あのレブロンも要所で止めています。このディフェンスがなかったらスタメンどころかDリーグ行きかもしれませんが・・・
スパーズを離れたあのシューター マルコ・ベリネリ
みなさん、「スパーズを離れるとその途端に数字が落ちる・・・」 こんな噂聞きませんか?
グリーンと時を同じくして、あのキングレブロン擁するヒートとの12-13ファイナルで大当たりした、ゲーリー・ニールも全く同じ問題に直面していましたね。 離れた翌シーズンなんかはなんとか保っていた印象でしたが、2年後の14-15シーズン、シャーロットでのシーズンは29.3%でした・・・
本題に戻ります。ベリネリは昨季、その前と、37.4%、43.0%と、3ptシュートアウトの優勝も含め、私達NBAファンの目を輝かせていたスパーズ時代でしたが、今季は33.3%。
あれ? ですよ。 プレシーズンなんかは「ベリネリ覚醒中!」なんて思わせてくれたのですが、新天地キングスの状態に慣れないのでしょうかね。 シュートは存分に打たせてもらってる印象ですが・・・
チームの大黒柱、そんな彼もついに引退? ポール・ピアース
スリーポイントシューターとして彼を扱うのもどうかと思いましたが、彼のスリーは私の脳裏に「べっとりと」、ええ、「べっとりと」くっついて離れないので、書かざるを得ません。
昨シーズンのウィザーズ、その前のネッツと、彼のベテランらしいヴィンテージムーブが存分に見れていました。その上、かつて、ピアースのコーチだったあの人のいるクリッパーズに行ったので、こりゃクリッパーズもピアースもあと数年安泰だな・・・
なんて思っていたところ、彼史上最高の不調。
まさかの本人から、引退を匂わす発言が飛び出す・・・
ルーキーシーズンから大体安定してスリーポイントを決めていたピアース。
昨シーズンは38.9%と大健闘だったものの、今シーズンは25.7%とキャリアロー。
もう38歳という完全なベテランになってしまった彼でしたが、あのピアースが見られるのも今季が最後になる可能性が高いでしょう。
まとめ
今回は「今季不調のスリーポイントシューターたち」としてダニー・グリーン、マルコ・ベリネリ、ポール・ピアースの3人を挙げさせていただきました。
この3人が今季終了後にどんな結果を残しているかはわかりませんが、彼らの巻き返しが楽しみで仕方ありません。
今回は1700文字弱という長さでした。
今回もご覧頂きまして、ありがとうございました。
ぜひご意見、ご感想をいただけると幸いです。
次回は「今季好調のスリーポイントシューターたち」にしようかな
《追記》2016/01/14
続き書きました