【NBAコラム】今季絶好調のスリーポイントシューターたちを紹介!
こんにちは!だいぶ長いこと間が空いてしまいましたが、今回の記事は前回の記事の続きになります!
本当は毎週末に更新したかったなんて口が裂けても言えません・・・
前回の記事はこちら
それでは本題に入っていきましょう!
今回のテーマは「今季絶好調のスリーポイントシューター」です。この記事は完全に私の主観になっております。
ランキング形式にしてみました。
《第1位》 カワイ・レナード(サンアントニオ・スパーズ)34.9%→49.5%
言わずもがなと言ったところでしょうか。もともとはスリーポイントシュートは持ち合わせていなかったというレナードですが、昨シーズンまで徐々にオフェンス面でも頭角を表して来ているような感じがしていました。
しかし、ファイナルMVPを獲得してもディフェンスの鬼という印象が離れなかったのは相手がレブロン擁するヒートだったからでしょうか。それともディフェンシブプレイヤーオブザイヤーを獲ったから?
いや、スリーポイント成功率、フリースロー成功率があまり高くなかったせいだと思います。
そんな彼も進化の時がやってきました。オフにシューティングを重ね、昨季34.9%だったスリーポイント成功率は今季現在49.5%。好調だった試合後には50%を超えていることも多々あります。
今季のチャートはこちら
次に昨季のチャートも見てみましょう。
両ウイングの確率が大きく上がっているのが見て取れます。
また、試投数も、右ウイングなんてすでに昨季を上回っています。
一年でこんなに成長するバケモノがいたとは・・・恐ろしいです。
課題はトップのスリーでしょうか。相変わらず20%台と低い状態を維持。試投数が低いのは事実ですが、「トップオブ・ザ・キー」と言われるところですので、シーズン後半に期待ですね!
《第2位》ブランドン・ラッシュ(ゴールデンステート・ウォリアーズ)11.1%→48.7%
「あれ?伸び率はラッシュのほうが圧倒的に上じゃないか!」という感じですが、レナードの次に入れました。なぜなら、2012-13シーズンからの3シーズン(昨季まで)はケガのため合計73試合しか出場できていないから・・・
もともとスリーポイントのうまい選手でしたが、3シーズンもケガで棒に振ってしまっては忘れ去られてしまいます。しかし、今季のラッシュはハリソン・バーンズの足首の負傷のためスタートに抜擢され、十分な活躍を残しているではありませんか!個人的にはあんまり期待していませんでした(笑)
ウォリアーズの快進撃の「縁の下の力持ち」と言っても過言ではないくらい、地味ですが貢献しているように思えます。
今季のショットチャートはこんな感じ↓
すごくバランスがいいですね。やはりコーナースリーの本数は多いようで、ここを十分に決めています。コーチとしてはさぞかし使い勝手がいいことでしょう(笑)
参考にならないとは思いますが昨季はこちら↓
本人としては比較的多い、65試合出場した2011-12シーズンはこちら↓
ラッシュにとって問題なのはケガです。ケガを減らすことができればさらに良い選手になること間違いないでしょう!
《第3位》ダグ・マクダーモット(シカゴ・ブルズ)31.7%→42.9%
大学時代には圧倒的なシュート力で名を馳せた名シューターのマクダーモット。ルーキーシーズンである昨季は31.7%と、チームのオフェンスのやりかたとのミスマッチもあってなかなか結果を出すことができていませんでした。
しかし、要所要所でみせるインサイドでのフローターを使った得点や、華麗なノヴィツキーライクのフェイドアウェイなど、才能の片隅をちびちびと見せている印象で、成長を期待する選手の一人でした。
今季から変わったブルズのフレッド・ホイバーグHCのもと、オフェンスの大改革が行われました。その中心となったのがこのマクダーモットと言ってもいいんじゃないでしょうか。それくらい彼は大きく進化しました。
独特とはいえど美しいフォームから放たれるスリーポイントは見るものを圧倒させます。カイル・コーバーに少し華麗さを足すとこんな感じになると思います。大学も同じですし・・・(笑)
今季のブルズはオフェンス中心。すなわち外のシュートが欠かせません。ノアや、ギブソンの出場時間の減少が気がかりですが、今季、強豪揃いのプレイオフ中盤以降を闘いぬくには、マクダーモットの得点力が欠かせません。
今季のチャートはこちら↓
活躍が薄かった昨季はこちら↓
今後の安定的な活躍を期待しましょう!
Give me the hot sauce!
《第4位》ジャレット・ダドリー(ワシントン・ウィザーズ)38.5%→46.3%
ブラッドリー・ビールが負傷し、なかなか波に乗り切れないウィザーズ。
この大きな穴を埋めるべく、大活躍中なのがジャレット・ダドリー。リーグ屈指の毒舌家としても知られるダドリーですが、今季は地味にシュートを決め続け、現在リーグ5位の46.3%という超高確率シューターに成長しています。一時期1位にもなるなど、勢いは止まっていません。
私としてはクリッパーズにいた頃の印象が強く、シーズン前半は調子よく決めていたのですが、後半に近づくにつれ確率はどんどん下がっていった記憶があります。
もともとガッツはあるはずなので、安定して決められるとチームとしても助かるはずなのですがね・・・
今季のチャートはこんな感じ↓
1番打っている場所が一番確率が良くないのが気がかりですが、バランスよく決めている印象ですね。
昨季はこちら↓
う~~~んという感じでしょうか。右コーナーとトップ以外は確率がいいのですが・・・なんとなく場所を好む選手のような感じがしますね。
ビールの穴を頑張って埋めてちょうだいね!
と・・・こんな感じですが、いかがでしたでしょうか。
ちなみになぜ1位から書いていったかというと、「レナードを早く書きたい!」という妙な気持ちが前面に出てしまった空にほかなりません。
まとめ
近年のNBAではスリーポイントがオフェンスの主軸になりつつあります。13-14シーズンのスパーズ、11-12、13-14シーズンのヒート、そして昨シーズンのウォリアーズと、スリーポイントを決め手に使ってくるチームが優勝するようになってきましたしね。
そうなってくるとスリーポイントシューターの存在は非常に大きなものとなり、今回紹介したどの選手もチームの運命を背負っていると言っても過言では無いでしょう。
このシューターたち以外にもたくさんのシューターがいるNBAですから、シーズン後半にどのように巻き返してくるのか、楽しみでしょうがありません!
ご覧頂きありがとうございました。その他のニュース記事もいろいろと書いておりますので、よかったら御覧ください。それでは!
See you later ...