ニックス デレック・フィッシャーHCを解雇

　今日、日付が変わった直後、デレック・フィッシャーHCが解雇されたとのニュースが報道されました。

　現地ではすでに次期HCの噂が飛び交っており、トム・ティポドー元ブルズHC、ルーク・ウォルトン現ウォリアーズAC、フィル・ジャクソンのHC復帰など、どれもトライアングルオフェンスに精通したコーチたちです。

　現在５連敗中のニックスですが、直近１０試合まで遡ると９敗もしており、混戦のイーストでプレイオフ争いに勝利するため、テコ入れを行った形です。

　昨シーズンの成績は17勝65敗と非常に低かったものの、フィル・ジャクソンさんは彼を見限ることなくHCを継続させました。

　そして今シーズンの成績は23勝31敗と、決して悪くない数字ではありますが、プレイオフの光が見えており、クリスタプス・ポルジンギスの大活躍もあり、チームを勝利に導くことができるという状態になったこと、ここ数試合負けが続いていることから解任に踏み切ったのでしょう。

　デレック・フィッシャーはもともと声を出してチームを引っ張っていくタイプの選手ではありませんでした。それはルーク・ウォルトンにも言えることですが、現在のニックスを勝利に導くためには、声をだすことのできるHCが必要なのかもしれません。