【NBAコラム】私、NBAオールスターが嫌いなんです。だってディフェンスしないんだもん。
こんにちは。オールスターに近づくとテンションが下がる筆者です。
今回は、NBAを長年見てきているからこそ?発生する「オールスター嫌い」について書かせていただきます。
私、オールスター本戦嫌いなんです。
別に、嫌いと言っても見ないわけではないんです。しかし、応援してるチームの試合は何度見ても飽きないのですが、オールスター本戦だけは、1度見たら2度と見ることはありません。
サタデーナイト(ダンクコンテスト、スリーポイントシュートアウト、スキルズチャレンジetc...)は大好きなんです。でも、本戦だけは1度見たらもうそれでいい・・・
嫌いな理由:ディフェンスがほとんどない
バスケをしたことがあって、NBAオールスターを見たことがある方なら必ず感じることだと思うのですが、ディフェンスがほとんどありません。
バスケの醍醐味の1つであるディフェンスが完全に削除されてしまっており、正直言ってただのお遊びです。完全にハーデン状態です。言ってみれば、メンマとチャーシューのないラーメン・・・ダンクやスリーポイントという華々しい主役だけ並べられても、ディフェンスがなければ引き立ちません。
あのオールスターチームで真剣に勝負をしたらどれだけ面白いことか・・・そんなことを常に思ってしまうのです。だったらアメリカ代表をみれば?という声も出そうな気がしますが、あれを見たことがある方はわかると思います。あれもオールスターほどではないにせよ、ディフェンスはおろそかです。
選手はディフェンスができなければ1流になることができません。オールスター出場というのは1流の証としてふさわしいはず。 ディフェンスをしないのなら私はチームを背負うレブロンやカリー、ウェイドなんかよりも、ディフェンス下手で有名なマイケル・ビーズリーやハーデン、ルディー・ゲイのほうがNBAオールスターにふさわしいとすら思うのです。
私はオールスターのために、優勝をかけて戦っている選手の大切な休養を潰すのはよくないと思うんですよね・・・やるんだったらオフシーズンでも良いんじゃないでしょうか。
過酷なリーグNBA もう人生に関わる大ケガは見たくない!
NBAの試合はレギュラーシーズン82試合、プレイオフでは最小16試合、最大28試合行われます。しかし、これほど過酷なリーグは世界でも珍しいといえるのではないでしょうか。
そんな過酷なシーズンの中で心身ともにケガをせずにやり切るのはほぼ不可能、家族とコミュニケーションを取るのもほぼ不可能です。
毎週毎週「大ケガでシーズン残り全休」というニュースを書いているような気がします。ケガって人生の後半の生活に大きく関わってくるんですよ。手術すれば良いという問題ではない。もう大ケガするスターたちを見るのは辛いんです。
それに加え、日本では清原さん、アメリカでは今シーズンはアル・ジェファーソン、ラマー・オドムなんかが危険な薬に身も心も食べられてしまっています。誰もが憧れるプロスポーツ界の支配者は危険な薬物・・・そんなの嫌です。
オールスターブレイクが少し延長された今シーズンではありますが、本戦出場者の休養は少なく、なんのための休暇なのかわからなくなってしまいそうです。
心身の疲労とケガには非常に大きな関わりがあると言われていますので、選手の体のために、私個人としては、オールスター期間はきちんとした休養をエース級の選手たちにもとってもらいたいものです。