ネッツ ジョー・ジョンソンを解雇 移籍先を考察してみよう
お荷物ジョンソン ついに解雇
本日朝方、ネッツがジョー・ジョンソンを解雇したことを発表しました。
バルニャーニの解雇後、2人目の解雇となりました。
ジョンソンは7回のオールスター選出を誇る、リーグでも指折りのシューティングガード・・・だったはずなのですが、昨シーズンから不調が始まり、今シーズンは無得点の試合も発生するなど、リーグで最高給の選手だった彼の面影はどこにも残っていませんでした。
今季の成績は平均11.8得点、FG40.6%、3FG37.1%と普通の選手としては決して悪いものではありません。しかし、オールスター選手としてチームに置いておくにはサラリーが高すぎました。トレードに乗ってくれるチームもいなかったのでしょう。
しかし、ネッツの1巡目指名権は2019年までなく、ドラフトでの再建は不可能。ジョンソンの解雇がネッツにどんな影響を及ぼすのかは予想がつきません。
コスパがことごとく悪かったジョンソン
2シーズン前のジョンソンを思い出してください。
レギュラーシーズン、王者ヒートに対して4試合中4試合すべてに勝利したネッツの頃です。ポール・ピアースが躍動したシーズンでしたが、ジョー・ジョンソンなしにはヒートに土をつけることすら出来なかったと思います。
ディフェンダーを背中に背負いながらの確実なフローター、入りだしたら止まらないスリーポイント、大きな体を活かしたポストプレイ、重要なときにレブロンすら守り切るディフェンス、確実なステップバック・・・挙げだしたらきりがありませんが、得点の引き出しの多さ、体の使い方のうまさ、堅実なディフェンスに関してはガードの選手としては屈指のものがありました。
だからこそ地味な彼に大量の給料が与えられたのだと思いますし、優勝の光が見えていたのも事実です。
他のチームへの移籍濃厚・・・復活なるか?
ホークス、セルティックス、キャブス、ヒート、ロケッツ、サンダー、ラプターズが獲得に興味を示している模様です。濃厚と思われているのはキャブスですが、契約のためにはベテランミニマムレベルでの契約にする必要があり、優勝を取るか、プレイタイムを取るか、お金を取るか、ジョンソンにとって大きな決断となりそうです。
どのチームも決め手に欠けるチームではあるものの、少々ギャンブル性のある獲得になることが予想され、積極的に動くチームは少ないか・・・?なんて思われます。
本人の要求次第ですが、優勝を1度も経験していないジョンソンは優勝の可能性のあるチームを選択するのではないでしょうか。
《追記》2016/02/28
ヒートと公式に契約を果たしました。記事はこちら↓