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ヒート ベノ・ウドリー 足の手術で3ヶ月の離脱 ヒートの行方は?

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ウドリーなのかウードリッヒなのかという議論についてはこちらの記事をお読みください。ウードリックではないですよ。

 

nbanow.hateblo.jp

 

ウドリーが今季全休へ

現地23日、ペイサーズ戦で足を傷めたヒートのガード、ベノ・ウドリーが右足の指の付け根の手術のため3ヶ月の離脱となることが発表されました。

ペイサーズ戦の1Q、たった6分間のみの出場で足を負傷。試合はオーバータイムにもつれ込んだものの、ヒートが勝利しました。

X線検査での結果は芳しく無く、MRIでの追加検査で手術が必要なレベルの負傷だったことが判明したようです。

 

呪われたヒート プレイオフは・・・?

昨シーズンの序盤、ジョシュ・マクロバーツがつま先、膝の半月板を手術、シーズン全休。オールスター直後にボッシュの肺血栓が見つかり、更にもう一人全休。昨季のヒートはケガに呪われていました。

代わりにマイケル・ビーズリー、ヘンリー・ウォーカーのカンザスステイトコンビをゲットしたものの、ディフェンスに難があり今季契約には至らず。タイラー・ジョンソン、ハッサン・ホワイトサイドという若手をDリーグからゲット、ゴーラン・ドラギッチをトレード獲得したのは大収穫でしたが、プレイオフ出場にはあと一歩及びませんでした。

ジェラルド・グリーン、アマーレ・スタウダマイヤーをオフに獲得、堅実ディフェンスのウィンズローをドラフト、トレードでベノ・ウドリーをゲットしたことで、円熟味を増したヒートでした。しかし、直後にタイラー・ジョンソンが肩を負傷し、一度は戦列に戻ったものの長期離脱。ボッシュも可能性は低いと見られていた血栓を再発し長期離脱。さらに追い打ちをかけるようにベノ・ウドリーの全休という悪魔の呪いが再発してしまいました。

 

シーズン全体の印象としてウェイドの体調が良かったように見られるのはせめてもの救いですが、オールスター明けに2試合欠場しており、油断は禁物です。

誰も予想しなかったNBA制覇を追いかけるベテランたち…かっこいい!

けが人が多発する中でオールスター明けに3連勝を収めているヒート。この逆境を跳ね返すべく奮闘するベテランたちの雰囲気は、他のチームを圧倒していて、見ていて非常に楽しいです。

ルオル・デンのパワーフォワード起用がここ3試合で大成功しており、デンはいずれの試合もインサイドでの活躍が目立っています。ドラギッチも速攻でのオフェンスを積極的に牽引しており、得点・アシストでの貢献が増加。トレードデッドラインを終え、ホワイトサイドのメンタルも非常に落ち着いており、20・20をベンチからもぎ取るというなかなかの大暴れを見せています。ウィンズローもディフェンスの良さに加え、シュート成功率も上昇中。更にウェイドのエースらしいクラッチプレイが重なってNBAでも稀有な面白みのあるチームになっています。

 

ジョンソン、ボッシュの早期復帰を祈り、明日のウォリアーズvsヒートのネット観戦に臨みたいと思います。

 

《追記》2016/02/25

ヒートより公式の発表があり、3ヶ月の離脱となるようです。