グリズリーズ マーク・ガソル 右足の手術で今季全休へ
グリズリーズの大黒柱 今季全休へ
現地23日、20日に足の手術を受けたマーク・ガソルを今季全休とするという発表を行いました。
ガソルは右足を骨折しており、数日前にプレイオフまでに完治できるかどうかという発表がなされていたものの、手術を行いました。
トレード時には全休判明か?
今回のグリズリーズは明らかにプレイオフを諦める動き方をしていました。
まず、プレイオフでの活躍も見込めるコートニー・リーをホーネッツにトレード、見返りとしてPJ・ヘアストン、クリス・アンダーセンを得ました。さらに、ローテーションの一角を担っており、スタートでの起用経歴もあるジェフ・グリーンをクリッパーズにトレード、ランス・スティーブンソンを獲得しました。
この動きからわかるように、ベテラン級の選手を放出・若手プラス大ベテランを獲得というチーム再建の流れを踏んでいました。
プレイオフ常連ではあるものの、いつもカンファレンスファイナルでスパーズかサンダーに敗れる(昨シーズンは例外)という「焦らし」状態にあったグリズリーズ。
ここで大きく流れを変えるかと思われた今シーズンでしたが、勝率は5割前後と微妙な位置で停滞。さらにマーク・ガソルという大黒柱を失い、完全に再建ムードへと舵を切ったように見えます。
PJ・ヘアストン、ランス・スティーブンソンというなかなかパンチの有る二人ですので、来期以降のグリズリーズをどう持っていくのか楽しみです。
【速報】マブス 解雇されていたデイビッド・リーと契約
日本時間深夜1時ごろ、ダラス・マーベリックスがデイビッド・リーと契約したことを公式に発表しました。
先日、デイビッド・リーはセルティックスから突如解雇されており、リーグ内にも衝撃が走っていました。
リーは、ニックス時代、ウォリアーズでの前半は非常に安定して20得点、10リバウンドを残す選手だったものの、14−15シーズンに負傷から戻ってくると、出番は激減し、スタッツも低い状況でした。
その年のプレイオフでも出番がなかったものの、ファイナル第3戦、ゴール下で奮闘し、大量リードを巻き返すという大活躍もありました。
優勝を果たした直後、セルティックスに移籍したものの、期待の若手が多いセルティックスにはフィットせず、出場時間にも恵まれませんでした。
結局、アミーア・ジョンソンという数年前には明らかに格下と呼ばれていたであろう選手にスタートを奪われ、得点力にも体を張ったディフェンスにも定評があるジャレッド・サリンジャーもいるため試合に出ることは殆ど無くシーズン前半を終了しました。
ディフェンスに難のあるリーは若手たちの良い見本にはならなかったのかもしれません。
とは言え、オールスターに選出されただけの実力は持ちあわせており、ベンチに厚みを持たせることのできる最高の選手といえるため、多数のチームが興味を示していたようです。
今回のマブスとの契約でマブスが今後どのような方向に進むかはわかりませんが、リーと争うであろう、ドワイト・パウエル、ジェレミー・エバンスたちの動きにも注目していきたいと思います。
また、今回、ガードのジョン・ジェンキンスの解雇も同時発表しています。
ジェンキンスはデロン・ウィリアムス不在時に大きな活躍を残していました。
テクニックの上昇もあり、今後期待していたのですが、フェルトン、バレアの影から出てくることはありませんでした。
他チーム、Dリーグ、その他での活躍を祈りたいと思います。
【トレード情報】全部まとめます。 Feb.18 2016
もう何がなんだかわからなくなったので、現地18日に発生したトレードを全てまとめます。
頭が混乱してよくわからなくなった方はこちらを御覧ください。
1. ヒート:制限付き2巡目指名権を得る
ペリカンズ:ジャーネル・ストークス、70万ドルの現金
2. ホークス:カーク・ハインリックを獲得
ジャズ:シェルビン・マックを獲得
ブルズ:2巡目指名権(ホークスより)、ジャスティン・ホリデーを獲得
3. ピストンズ:ドナタス・モンテユナス、マーカス・ソーントンを獲得
ロケッツ:ジョエル・アンソニー、2016年の1巡目指名権を獲得
ロケッツ:チャクウディベア・マダバムとの契約権(読めません)
4. サンダー:ランディー・フォイを獲得
ナゲッツ:スティーブ・ノバック、DJ・オーガスティン、2つの2巡目指名権
5. キャバリアーズ:チャニング・フライ
ブレイザーズ:アンダーソン・バレジャオ(ウェイバーにかける)、将来の1巡目指名権(キャブスより)
マジック:ジャレッド・カニングハム、2巡目指名権(ブレイザーズより)
6. サンズ:クリス・ハンフリーズ、デュファン・ブレアー、制限付き1巡目指名権
ウィザーズ:マーキフ・モリスを獲得
7. クリッパーズ:ジェフ・グリーンを獲得
グリズリーズ:ランス・スティーブンソン、1巡目指名権を獲得
8. ブレイザーズ:ブライアン・ロバーツを獲得
ヒート:現金
その他、判明したものがあれば、随時追加していきます。
16日に行われたものはこちら↓
【トレード情報】キャブス、マジック、ブレイザーズ間でトレード
デッドライン間際は妙なトレードが多くて大変です。
キャブスはマジックからチャニング・フライを獲得、アンダーソン・バレジャオと、将来の1巡目指名権をブレイザーズに送りました。また、ジャレッド・カニングハムをマジックに送り、2巡目指名権を得ました。
「キャブスのママ」という愛称すらあったバレジャオを放出したことで、キャップスペースが空き、ラグジュアリータックスの節約になったようです。
しかし、正直、チャニング・フライがチームにフィットするとは思えません。
たしかに、ヒート時代からレブロンの周りにはシューターが不可欠でした。
しかし、プレイスタイルがケビン・ラブともろかぶりなので、チャニング・フライの状況が良ければ、ラブを今後トレード対象にする・・・なんていう憶測すら上がってしまう謎のトレードです。
さらに、ブレイザーズはアンダーソン・バレジャオをウェイバーにかけており、どのチームが得をしたのか全くわからなくなってきました。
マジックにとってカニングハムが好影響を与えるとは思えないし・・・
【トレード情報】謎のトレードが頻発 ロケッツ・ピストンズ間でトレード
今日、謎のトレードが行われています。
ロケッツがドナタス・モンテユナスとマーカス・ソーントンというローテーション入りしていたプレイヤーをピストンズに放出、ピストンズはジョエル・アンソニーと、2016年のドラフト1巡目指名権をロケッツに送りました。
直後、ロケッツはシクサーズにジョエル・アンソニーを送り、ナイジェリアのフォワード、チャクウディベア・マダバム(難しすぎて訳しきれません)との契約交渉権を得ました。
結局、ロケッツが確実に手にしたものは2016年のドラフト1巡目指名権のみ。マーカス・ソーントンというリーグ随一の爆発力のあるプレイヤーを手放しました。
2016年のドラフトが成功する確率は高くないと思われますが、チーム再建への流れに手を出したと言えるのではないでしょうか。
一方、ピストンズは有用なベンチプレイヤーを2人も獲得しました。モンテユナスはパス・シュートでチームに貢献でき、ソーントンは当たりだしたら止まりません。
ピストンズが一気に面白いチームになりましたね。